ZAZEN BOYS/bloodthirsty butchers 『エレキ大浴場17』血に飢えたツーマンシリーズ 其の二〜血に飢えたMATSURI SESSION編〜@京都MOJO 04.20(Sat)
烏丸にあるMOJOでアツいイベントがあったので行ってきました。
この日はJETSETで向井秀徳が開演直前まで店内ライブしてたみたいでしたが、結局ZAZENが先でした。
新しいアルバム出てからZAZENを見るのは初めてなので、新曲が主体のセトリは嬉しかったです。
サイボーグのおばけの曲中、向井がパンツパンツで拍子をとり、カシオマンがそれに呼応するかのごとくギターでパンツパンツ…と喋ってた。デイヴ・リー・ロスとスティーヴ・ヴァイのYankee Roseを思い出す一幕。この人達は技術のムダ使いをよくしてて好き笑。
チャルメラのフレーズを弾きまくる向井。そのフレーズに様々な適当歌詞をのっけてZAZENのメンバー、客に歌わせまくる。
向井はじめZAZENの皆様と『とりあ〜えず、抱きしめてよ〜』を合唱するというのも異次元空間やった 。
相変わらず隙の無い演奏に乾杯です。
そしてホストバンドのブッチャーズ。ぶっちゃけ曲は全然知らなかったので、音を噛み締めるライブになりました。
とにかく優しい轟音が鳴り響き、二人のギターの音にくるまって安らかで凛とした気持ちになれました。
ZAZENは一音一音が重たくて、拍子を重んじ、クールかつ都市をイメージさせるバンド。
対してブッチャーズはずっと暖かいコードの渦に抱かれてるようで、荒野を一歩一歩進んでいく感覚にさせるバンドでした。
ブッチャーズのアンコールで向井がちょこっと出てきて『ブッチャーズの2001年の大ヒット曲、さよなら文鳥!』と曲紹介をしてくれました。ナンバガ好きな人にとったら向井&ひさ子のツーショットを見れただけでも感激だったのでは。
二組とも貫禄のライブでした。