まきちゃんぐ×タイナカ彩智 山鳩の鳴く夜〜wait room〜 @京都SOLE CAFE 06.30(Sun)

今までずっと行ってみたかったSOLE CAFEにまきちゃんぐが来るとのことで行くことにしました。

前回大阪で行われたまきちゃんぐ×タイナカ彩智のライブでは、タイナカ彩智さんをほとんど見れなかったので個人的には丁度良かったです。

京都駅からバスで30分ほどかかってSOLE CAFEがある千本北大路へ。佛教大学が近くにあり、ラーメン屋が沢山あったのが印象的でした。

電話予約で整理番号一番だったので早めに行ったのですが、SOLE CAFEに入場してからビックリ!狭すぎる笑。
頑張って60人くらいしか入らないんじゃないかな?一列目だとホントにアーティストから一メートルくらいの距離で見れました。

まきちゃんぐ×タイナカ彩智
まず二人で『ホーッホッホッホッホッです』と登場し笑、サザンの真夏の果実を微笑ましくカヴァーしてくれました。
歌が上手い二人が仲良くお遊びっぽくカヴァーする姿はオープニングにピッタリでした。

タイナカ彩智
前回見れなかったのでちゃんと聞くのは初めてだったのですが、とても感動的なステージでした。

歌をわざとセリフっぽく外して歌うところや、歌っている音程そのまま出せる笛みたいな楽器を使う部分など、聞いていると彼女の世界に引き込まれていきました。

新しくアルバムを発売するらしく、『1 2 3(アン ドゥー トロア)』というタイトルでもうすぐリリースのようです。その中から演奏された1 2 3(アン ドゥー トロア)が素晴らしかったので、いつかアルバム買いたいと思います。

素晴らしかったので絶対また見に行きます。

まきちゃんぐ
まきちゃんぐは何回か見たことがあるのですが、ここまで近い距離で見れるのは初めてなので、めちゃくちゃ緊張しました。

久しぶりにやった"港"という音源化されていない曲がとても良かったです。震災前に披露していたのを聞いたことがあり、また聞きたいとずっと思っていた曲なのでとても嬉しいお披露目。
イントロの海を連想させるフレーズが素敵でした。

愛と星、愛の雫をやってくれたのですが、弾き語りバージョンの方が歌が入り込んできて好きなのでこれも嬉しい選曲でした。

まきちゃんぐ×タイナカ彩智
あの丘へ行こう、愛しい人へ、とお互いの持ち歌を一曲ずつアンコールでやってくれました。


終演後は即席サイン会。まきちゃんぐの新作、マジックを買ってサインしてもらいました。港が聞けて嬉しかったことを伝えれて満足。

大満足なライブでした。

VAN HALEN @大阪市中央体育館 06.26(Wed)

VAN HALENがデイヴVoの編成で来日すると決まったのは去年の話。
そこからエディの体調が悪化、来日日程振り替え・・・など、開催されるまで公演が無事行われるのか不安でしたが、遂にその日はやってきました。

当日のセットリストはこれです!

1. Unchained
2. Runnin’ With The Devil
3. She’s The Woman
4. I’m The One
5. Tattoo
6. Everybody Wants Some!!
7. Somebody Get Me A Doctor
8. China Town
9. Hear About It Later
10. (Oh) Pretty Woman
11. Drum Solo
12. You Really Got Me
13. Dance The Night Away
14. I’ll Wait
15. And The Cradle Will Rock…
16. Hot For Teacher
17. Women In Love…
18. Romeo Delight
19. Beautiful Girls
20. Ice Cream Man
21. Panama
22. Guitar Solo
23. Ain’t Talkin’ ‘Bout Love
24. Jump

デイヴの声はちゃんと出てない部分もあったし、全盛期に比べると足上げたり跳ねたりはしてないけど、VAN HALENにはデイヴのあの声が必要なんだ!と思わせるライブでした。

いつの間にかデイヴは日本通になっていたのか、MCでもカタコトながらバリバリ日本語でした。途中のデイヴ主演のショートムービーも任侠の世界で謎やったしw

それにしてもエディのギターは凄まじかった。バッキングからソロから完璧。
あそこまでセンスあるフレーズを70年代に作っていたのは脱帽です。
ギターソロではEruption/Cathedralをメドレーでしてくれて、特にCathedralの美しさに感動。

高校生の頃にロックに目覚めるきっかけの一つがVAN HALENだったので、自分の中の原体験にケリをつけたライブにもなりました。

とにかくVAN HALENは最高のバンドやった!!!

Ozzfest Day2 @幕張メッセ 05.12(sun)

昨日の疲れを存分に癒して、二日目のOzzfesstへ。一日目で勝手がわかったからかなり快適でした。

【HEAD PHONES PRESIDENT】
何回かBURRN!で名前を見たからチラ見。女性Voやけどいかつい音出してました。


【fade】
ラウドなんやけど、爽やかな感じも持ち合わせてるバンドでした。後日、"一番良かった"ってANTHEM柴田氏が言っててびっくりしたw

【coldrain】
昨日Crossfaithを見てるからか、何だか少し薄っぺらいライブを見てる気分になりました。
曲もMCも説得力が無いというか・・・。

【ANTHEM】
リーダー柴田氏が病気から復活一発目のライブ。Bound to breakから始まって燃えたー!
さかもとえいぞう氏は独特のMCで客の心を鷲づかみにするし、シャウトはやはり日本人No.1でした。こんなカッコいいシャウトできる人はまぁいません。

MUCC
予習していってた音源が古かったのか、ライブは全然V系っぽくなくてヘヴィロック・ラウドロックでした。ただメロがあまり無く、単調なライブになっていたかも。

【AA=】
"Ozzfest三回目"とか言っちゃいました。元MADだもんね。
AA=は初めて見たけど、良いんやけど最高ではないって感じやった。ミドルテンポでリズムにもあまり変化がない曲はキビシかった・・・。せめて曲が速ければいいのに。
あとVoのラッパーみたいな服装はなんとかならないんでしょうか。気になります。

【Steel panther
バカのお手本のようなバカ。とことん下品でとことん派手。
スクリーンがMTVそのものでしたw


人間椅子
いやー、和製サバスがOzzfestの舞台に立つとは感慨深い。短いステージでしたが、重くておどろおどろしい曲をキメてくてました。
最後に針の山を演奏したんやけど、センスありすぎ!本当に評価されるべきバンドです。
ライブが終わっても人間椅子コールが鳴り止まなかったのが良いライブだった証拠だと思います。
わじーがももクロと共演したことで知名度も上がってそうやし、25年目のブレイクしてほしいですね。

【stone sour 】
まったり大人見してましたが、ニッケルバックとか思いだすね。
ザ・アメリカのロックでした。


DIR EN GREY
京のVoがデス声、高音金切り声でとりあえずOzzfestの客はナニコレ状態。
知り合いの話なのでホントかウソかわからないけど、KORNとのツアーで何かに目覚めたのだとか。
ライブっていうより人間びっくりショーを見てる気分でした。

【TOOL】
サバスの陣取りをしていたので姿はあまり見てませんが、聞こえてくる音がえげつなかった。
一つの生物のように重くうねうねと繰り出せれる音は圧巻でした。
ライブは体験、と言いたくなる良いライブでした。また来日したら行きたいな。
日本滞在中にメンバーが猫カフェの取材写真に写る、というニュースもあり、個人的にかなり高感度高いです。

Black Sabbath
ビルこそ居ないものの、OZZYのサバスがライブをするのは日本で初めて!
一曲目のWar Pigsから名曲のオンパレードでした。
実際にはチューニングを下げているわけでもないのに、ヘヴィに聞こえるアイオミ先生のギターは謎すぎます。魔法のギターのようでした。
想像していたよりも遥かにBlack Sabbathの音は良く、全身で感じることができました。
オリジネイターとしての役割を存分に果たしてライブを終えたと思います。

Ozzfest Day1 @幕張メッセ 05.11(sat)

夜行バスで東京へ。クロークの混雑っぷりがわからなかったのでホテルに荷物預けてから会場へ行きました。

意外とリストバンド交換はすんなりと行けましたが、ここからのグッズ列が長かった!
お目当ての全アーティストが載ったTシャツを買うために二時間くらい並びましたよ。。。並んでいる間にも続々と売り切れ商品は出ていたり、ライブはスタートしたり、雨は降ったりと正直生きた心地はしなかったです笑。

何はともあれグッズをゲットして入場!

Crossfaith
イギリスから帰ってきたばかりらしく、威勢よくフェスの開幕を告げてました。世界で活躍してるだけあってその存在感はかなり大きなバンド。
日本バンドやけど日本人離れしてる音やねんな。見れてよかった〜。

Fear, and Loathing in Las Vegas
どえらい人気でした。ピコリーモを牽引しているイメージのバンド。
ラウドな音にレイヴの要素を取り込んだサウンドは独特だと思います。
Voのシャウトが軽かったのが残念。

【NAMBA69】
ハイスタの難波章浩さんのソロ。音源がめちゃくちゃスルメ盤だったので期待してました。
スリーピースなのに音が厚い!見た目はアフロでおちゃらけてそうなイメージのギターがとても良かった。弾きすぎず、メロディを奏でるリードギター。大好きです。
改めて思うけどいい曲作ってるなぁ、と。最後にStay Goldやってくれて感無量。前方にいたので確認できなかったのですが、この曲が始まった瞬間からモッシュに加わる人がかなり多かったようです。当然と言えば当然だけど、Ozzfestでそんな話が聞けて嬉しい。

GALNERYUS
歌ウマー、曲ナガー、ギターピロピローって感じで完璧に独自の世界観を築いてました。
様式美が生き残っているのを再確認。

MAN WITH A MISSION
オオカミさん達大人気でした。ただ、ロックバンドというよりはJ-POPの邦バンドって感じで残念。。。
気を抜いていたら突然Slipknotのシドがターンテーブルで飛び入り!すさまじいプレイでオオカミさん達を圧倒してました。レベル違うわ。スクラッチだけで悶絶。ええもん見れた〜。

DEFTONES
ベストアクトとの呼び声も高かったらしいですが、個人的にはあんまりでした。
Voが完璧に『動けるデブ』『可愛いデブ』といったステージングで、曲もまったりミドルテンポなのがいけなかったのかと。最後ギアを切り替えたかのように疾走した曲は凄く輝いてた!

ももいろクローバーZ
今回賛否両論を巻き起こし、ある意味一番台風の目だったももクロ
最初にアイドル色をかなり打ち出してきて、自己紹介などで自分達のウリを見せているところが良かった。二曲カラオケでやったから今回はあっさり終わるんかな・・・と思ったら!
コーラ一気でむせる咳からの黒い週末でNARASAKI×わじー(人間椅子)のツインギターが!
このコラボはめちゃくちゃ嬉しかった。やってくれたわー。

マキシマムザホルモン
騒ぐための最強セトリを用意してきていました。とにかく生き残るのに必死でした(笑)

【SLASH FEATURING MYLES KENNEDY AND THE CONSPIRATORS】
どんなセトリでくるかと思えばかなりのガンズ曲をやってくれました。Voのマイルス・ケネディがかなり歌える人なので、アクセル曲を解禁しての全く違和感無く楽しめました。

Slipknot
とにかく客のSlipknotを求める力が半端じゃなかった。Slipknotもそれに応えるべく代表曲のオンパレード。パイロや火花、バネで動くパーカッション等も用意していてテンションは上がりまくりでした。
途中で②のバックドロップが出てきてポールを追悼する場面もありました。

ZAZEN BOYS/bloodthirsty butchers 『エレキ大浴場17』血に飢えたツーマンシリーズ 其の二〜血に飢えたMATSURI SESSION編〜@京都MOJO 04.20(Sat)

烏丸にあるMOJOでアツいイベントがあったので行ってきました。

この日はJETSETで向井秀徳が開演直前まで店内ライブしてたみたいでしたが、結局ZAZENが先でした。

新しいアルバム出てからZAZENを見るのは初めてなので、新曲が主体のセトリは嬉しかったです。

サイボーグのおばけの曲中、向井がパンツパンツで拍子をとり、カシオマンがそれに呼応するかのごとくギターでパンツパンツ…と喋ってた。デイヴ・リー・ロスとスティーヴ・ヴァイのYankee Roseを思い出す一幕。この人達は技術のムダ使いをよくしてて好き笑。

チャルメラのフレーズを弾きまくる向井。そのフレーズに様々な適当歌詞をのっけてZAZENのメンバー、客に歌わせまくる。
向井はじめZAZENの皆様と『とりあ〜えず、抱きしめてよ〜』を合唱するというのも異次元空間やった 。
相変わらず隙の無い演奏に乾杯です。

そしてホストバンドのブッチャーズ。ぶっちゃけ曲は全然知らなかったので、音を噛み締めるライブになりました。
とにかく優しい轟音が鳴り響き、二人のギターの音にくるまって安らかで凛とした気持ちになれました。

ZAZENは一音一音が重たくて、拍子を重んじ、クールかつ都市をイメージさせるバンド。

対してブッチャーズはずっと暖かいコードの渦に抱かれてるようで、荒野を一歩一歩進んでいく感覚にさせるバンドでした。

ブッチャーズのアンコールで向井がちょこっと出てきて『ブッチャーズの2001年の大ヒット曲、さよなら文鳥!』と曲紹介をしてくれました。ナンバガ好きな人にとったら向井&ひさ子のツーショットを見れただけでも感激だったのでは。

二組とも貫禄のライブでした。

まきちゃんぐ&タイナカ彩智 山鳩の鳴く夜in大阪 @Bar Musze 03.02(Sat)

時間的にまきちゃんぐからしか行けなかったですが、生ピアノでバーライブ。素敵な時間でした。

個人的にメトロノームが聞けたのが嬉しかったです。
過ぎ去っていく時間、変わるもの、変わらないもの。聞いていると自分と向き合えるような気になる曲で大好きです。

新曲も聞けたし、今年は三曲入りのシングルをリリースするようでそれも楽しみです。

H ZETT M 「ピアノ独演会2013 - ピアノ使いの冬の陣 -」@神戸朝日ホール 02.09(Sat)

PE'Zや東京事変での活動でも知られるH ZETT Mさんの独演会に行ってきました。

会場に入ると、グランドピアノ、CDプレイヤー、エフェクター類、映像・・・といった機材だけのシンプルなステージ。

定刻になると本人がササっと登場してピアノの前へ。

僕はソロの音源は持っていなくてどれがどの曲かなどは分からなかったのですが、とにかく弾きまくりの一時間半でした。
あそこまでピアノを弾けたら楽しいだろうな〜といった弾きまくり。
体全体でリズムをとっていたり、堅苦しくない演奏でした。

テーマ(バンドでいうリフみたいな感じ)を発展させたり、ループを使ってピアノの音や足音を重ねて曲を構成していったり、CDの朗読に合わせてBGMのようなミニマムな曲をしたり。

様々な音を聞かせてくれましたが、正直同じ楽器から出てくる音とは思えなくて、表現力にただただ圧倒されました。
ピアノと対話しているかのような瞬間もあって、とてもプライベートな時間を見ているような気分にもなりました。

このコンサートに行って、ピアノの楽器としての完成度の高さを思い知りました。
幾多のメロディーを紡げる打楽器と・・・いうピアノの魅力を引き出してくれたH ZETT Mさんに拍手です。